「ねぇ、結婚したら奨学金の返済、一緒に手伝ってほしいな…」
大好きな彼との結婚を意識し始めた頃、勇気を出して打ち明けた、私のささやかな、でも切実な悩み。それに対する彼の返答は、私の想像をはるかに超えるものでした。
「え？奨学金って返すの？もらうものじゃないの？」
一瞬、時が止まりました。耳を疑い、彼の顔をまじまじと見つめてしまった私。彼はきょとんとした顔で、こう続けます。
「僕も親も、奨学金もらって大学行ったんだよ。返すなんて話、聞いたことないけど？それって、ただの借金じゃん。学資ローンと同じでしょ？」
…ポカーン。
彼の言葉は、私の頭の中をぐるぐると駆け巡りました。「ヤバい…この人、ヤバいかもしれない…」。愛情とは別のところで、冷静な警報が鳴り響きます。
信じられないかもしれませんが、これは実際に多くの女性が経験しているお話。あなたも今、同じような悩みを抱えて、このページにたどり着いたのかもしれませんね。
彼のことは大好き。でも、この金銭感覚、この世間知らずっぷりで、本当にこの先一緒にやっていけるの…？
この記事では、そんなあなたの不安な心に寄り添いながら、「奨学金はもらうもの」と信じて疑わない彼との向き合い方、そして結婚前に絶対に確認しておくべきポイントを、一緒に考えていきたいと思います。大丈夫、一人で悩まないでくださいね。
そもそも奨学金ってどんな制度？「もらう」と「借りる」の大きな違い
彼の衝撃発言にパニックになる前に、まずは基本の「キ」からおさらいしましょう。彼がなぜそんな壮大な勘違いをしてしまったのか、その原因を探るためにも、奨学金制度そのものを正しく理解しておくことが大切です。実は、彼の言葉も100%間違いというわけではない…かもしれないのです。その秘密は、奨学金の2つの種類に隠されていました。
🎓実は2種類ある！「給付型」と「貸与型」奨学金の違いを徹底解説
「奨学金」と一括りにされがちですが、実は大きく分けて**「給付型」と「貸与型」**の2種類が存在します。この違いを理解することが、今回の問題解決の第一歩となります。
まず、「給付型奨学金」。これが、彼の言う**「もらう」タイプ**の奨学金です。その名の通り、返済する必要が一切ない、学費や生活費の援助として「給付」されるお金のこと。経済的に特に困難な状況にある学生や、学業成績が非常に優秀な学生を支援するための制度で、国や地方公共団体、大学、民間企業などが提供しています。まさに夢のような制度ですが、その分、対象となるための条件（家計の収入や資産、学力など）は非常に厳しく、誰もが簡単に受けられるわけではありません。ニュースなどで「高等教育の無償化」といった言葉が使われる場合、この給付型奨学金の拡充を指していることが多いですね。もしかしたら、彼の家庭は、この給付型奨学金を受けられる条件に当てはまっていたのかもしれません。あるいは、彼が言っている「奨学金」とは、大学独自の特待生制度のような、返済不要の学費免除のことを指している可能性も考えられます。
一方で、日本の大学生の多くが利用しているのが**「貸与型奨学金」です。こちらは、彼の言葉を借りるなら「借りる」タイプ**。つまり、学費や生活費としてお金を「借りて」、卒業後に必ず返済しなければならない制度です。これは実質的に**「借金」**と同じであり、彼が驚いたように「学資ローン」に近い性質を持っています。日本で最も利用者が多い日本学生支援機構（JASSO）の奨学金も、そのほとんどがこの貸与型です。
さらに、この貸与型奨学金は、利子の有無によって2種類に分けられます。一つは、無利子で借りられる**「第一種奨学金」。借りた金額だけを返済すれば良いので負担は軽いですが、その分、給付型と同じく学力や家計の基準が厳しめに設定されています。もう一つが、利子をつけて返済する必要がある「第二種奨学金」**です。こちらは第一種よりも基準が緩やかで、より多くの学生が利用できますが、当然ながら利子分を含めた総返済額は借りた元金よりも多くなります。
現在、大学・短大生の約2.6人に1人、つまり4割近くの学生が何らかの奨学金を利用していると言われています。そして、その利用者の大多数が、返済義務のある「貸与型」を選んでいるのが現状です。経済的な理由で進学を諦めないために、多くの若者が将来返済することを覚悟の上で、この制度を利用して夢を追いかけているのです。この事実を知れば、あなたの「奨-学-金返すのが大変」という言葉の重みが、少しは彼にも伝わるかもしれませんね。
🤔彼氏の勘違いはなぜ生まれた？「奨学金＝もらえる」と思ってしまう背景
それにしても、なぜ彼はこれほどまでに大きな勘違いをしてしまったのでしょうか。単に「世間知らず」と切り捨ててしまうのは簡単ですが、その背景を少し深掘りしてみると、彼を一方的に責められない事情も見えてくるかもしれません。
まず考えられるのが、「奨学金」という言葉のイメージです。「奨」という漢字には「すすめる、励ます」という意味があり、なんとなく「頑張る学生を応援するためのお金＝もらえるもの」というポジティブなイメージを抱きやすいのかもしれません。「借金」や「ローン」という直接的な言葉とは違い、オブラートに包まれたような響きが、返済義務があるという現実を想像しにくくさせている面は否めません。
次に、親世代の認識とのギャップも考えられます。今の50代、60代が学生だった頃は、今ほど奨学金制度が一般的ではありませんでした。また、利用していたとしても、今よりも金利が低かったり、高度経済成長期で就職後の返済負担が現在より軽かったりしたケースもあります。そのため、親自身が「奨学金＝大変な借金」という認識を持っておらず、家庭内でお金に関する具体的な話がされてこなかった可能性もあります。彼が「親も奨-学-金もらった」と言っていたのが事実なら、その親御さん自身も給付型だったか、あるいは貸与型だったとしても、その苦労を子どもに伝えていなかったのかもしれません。
そして、最も大きな要因は、やはり彼の家庭環境でしょう。もし彼の家庭が非常に裕福で、学費に困ることが一切なく、奨学金制度に縁のない人生を送ってきたとしたら…？あるいは、先述の通り、彼や親御さんが非常に優秀で、返済不要の「給付型奨学金」や特待生制度だけを利用してきたとしたら…？彼にとって「奨学金を借りて返す」という概念が存在しないのも、無理はないのかもしれません。悪気があるわけではなく、純粋に「知らない」のです。自分が経験したことのない他人の苦労は、なかなか想像しにくいもの。私たちは、知らず知らずのうちに、自分の育ってきた環境を「当たり前」の基準にして物事を考えてしまう傾向があるのです。
最後に、日本の金銭教育の不足も一因として挙げられます。学校では、お金の「稼ぎ方」は教えてくれても、「借り方」「返し方」「増やし方」といった実践的な知識を学ぶ機会はほとんどありません。ローンやクレジット、投資や保険、そして奨学金といった、生きていく上で非常に重要な金融知識を、家庭や個人に丸投げしているのが現状です。こうした背景を考えると、彼の勘違いは、彼一人の責任というよりも、社会全体が抱える課題の表れとも言えるのかもしれませんね。
「世間知らず」だけでは済まされない？彼氏の発言に潜むヤバい問題点
彼の勘違いの背景を理解し、少し冷静になれたかもしれません。でも、「知らなかったんだから仕方ないね」で済ませて良い問題なのでしょうか？いいえ、決してそんなことはありません。彼の「奨学金って返すの？」という一言には、結婚生活の根幹を揺るがしかねない、いくつかの重大な問題点が隠されているのです。
💣問題点１：借金に対する認識の甘さ
彼の発言で最も恐ろしいのは、「奨学金は借金じゃない」と本気で思っている点です。そして、「借金じゃないですか」「学資ローンと同じじゃないですか」という言葉からは、借金やローンそのものに対するネガティブな、あるいは他人事のような響きが感じられます。これは、単に奨学金制度を知らないというレベルの話ではありません。契約や責務に対する認識が、根本的に欠如している可能性を示唆しています。
貸与型奨-学-金は、金融機関からお金を借りるのと同じように、契約書を交わし、保証人を立て、返済計画に同意した上で成立する、法的な返済義務を伴う契約です。これを「もらえるもの」と勘違いしているということは、彼が今後、クレジットカードのリボ払いや、安易なキャッシング、あるいは住宅ローンや自動車ローンといった、人生の様々な場面で発生する「借金」に対して、どれほど真剣に向き合えるのか、非常に疑問です。
もしかしたら彼は、「なんとなく」「みんなやっているから」という軽い気持ちで高額な契約を結んでしまったり、返済計画を立てずに使いすぎてしまったりするタイプかもしれません。結婚は、二人で家計という一つの船を動かしていく共同作業です。その船長の一人が「借金」という名の氷山に無頓着だとしたら…？考えるだけでゾッとしませんか？彼のこの認識の甘さは、将来的に家計を破綻させかねない、非常に危険な兆候なのです。
💔問題点２：他人の苦労への共感力の欠如
あなたが「奨-学-金返すのが大変」と、勇気を出して打ち明けた時のことを思い出してください。その言葉には、「毎月の返済が家計を圧迫している」「将来に不安を感じている」「だから、あなたに支えてほしい」という、切実な想いが込められていたはずです。
それに対して、彼の最初の反応は「え？返すの？」という驚きと、「じゃあ借金じゃないですか」という、どこか他人事のような分析でした。そこには、あなたの苦労に対する**「共感」や「労い」の気持ちが、残念ながら見受けられません**。「そっか、毎月大変だったんだね」「今まで一人で頑張ってきたんだね、偉いね」といった、パートナーを思いやる言葉が、なぜ最初に出てこないのでしょうか。
この一件は、彼が自分が経験していないことに対する想像力や、他人の痛みに寄り添う共感力に欠けている可能性を示しています。結婚生活は、楽しいことばかりではありません。病気や失業、親の介護や子育ての悩みなど、予測不能な困難が次々と訪れます。そんな時、パートナーが自分の苦しみに寄り添い、「大変だね、一緒に乗り越えよう」と言ってくれるか、「なんでそんなことになるの？（俺は経験ないから分からないけど）」と突き放すかで、心の支えは天と地ほど変わってきます。今回の彼の反応は、将来あなたが本当に困った時に、彼が頼れる存在になってくれるかどうかを判断する、重要な試金石と言えるでしょう。
🌍問題点３：社会の仕組みへの無関心さ
先ほども述べたように、今や大学生の4割近くが、返済義務のある貸与型奨学金を利用しています。これは、多くの家庭が、子どもの学費をすべて賄うことが困難な状況にあるという社会の現実を映し出しています。奨学金の返済が滞り、自己破産に追い込まれる若者がいることも、深刻な社会問題として度々ニュースで取り上げられています。
彼がこうした現状を全く知らないということは、彼が世の中の動きや社会の仕組みに対して、あまりにも無関心・無頓着であることの表れかもしれません。もちろん、すべてのニュースを把握している必要はありません。しかし、自分たちの将来に直結するような経済や社会の問題について、最低限の知識や関心を持っていることは、社会人として、そして家庭を築くパートナーとして、不可欠な資質ではないでしょうか。
社会への無関心は、将来のライフプランニングにも影響を及ぼす可能性があります。例えば、年金制度や税金、保険の仕組み、今後の経済動向などを全く理解しようとせず、「よく分からないから君に任せるよ」というスタンスでいられたら、どうでしょう。将来の資産形成やリスク管理について、二人で真剣に話し合い、協力していくことができるでしょうか。パートナーとして、共に学び、成長しながら将来設計を描いていける相手なのかどうか。彼の社会に対する姿勢は、その判断材料の一つとなるのです。
結婚前にどうする？世間知らずな彼と向き合うための具体的なステップ
彼の発言に潜む問題点が見えてきた今、あなたの心は不安でいっぱいかもしれません。「もう、この人とは無理かも…」。そう結論づけるのは、まだ早いかもしれません。大切なのは、この問題をきっかけに、彼と、そして二人の将来と、真剣に向き合うことです。ここからは、彼とどう向き合っていくべきか、具体的な4つのステップをご紹介します。
📝ステップ１：まずは冷静に事実を伝える
彼の無知に腹が立ったり、呆れたりする気持ちはよく分かります。しかし、ここで感情的に「なんでそんなことも知らないの！？」と責めてしまっては、彼も意固地になってしまい、話し合いになりません。まずは、あなたが先生になったつもりで、冷静に、そして客観的に事実を伝えることから始めましょう。
「実は、奨学金には返さなくていい『給付型』と、返さないといけない『貸与型』があってね…」と、先ほど解説した2種類の違いを丁寧に説明します。その際、口頭だけでなく、日本学生支援機構（JASSO）の公式サイトや、奨学金に関する公的なデータが載っているページを一緒に見ながら話すと、より説得力が増します。「ほら、ここに書いてあるでしょ？」と視覚的に示すことで、彼も「本当なんだ…」と事実を受け入れやすくなります。
そして、あなたの具体的な返済計画を共有しましょう。「私は大学の時に〇〇万円を借りて、毎月〇万円ずつ返してるんだ。あと〇年、総額であと〇〇万円残ってて…」と、具体的な数字を伝えることが重要です。通帳の引き落とし履歴や、JASSOから届く返還証明書などを見せるのも良いでしょう。曖昧な「大変」ではなく、具体的な数字という「現実」を突きつけることで、彼もことの重大さを理解せざるを得なくなります。この時、決して悲壮感を漂わせるのではなく、「こういう計画で、コツコツ返済を頑張ってるんだ」と、前向きな姿勢で伝えるのがポイントです。
💰ステップ２：彼の金銭感覚を徹底的にチェックする
奨学金問題は、彼の金銭感覚全体を知るための、ほんの入り口に過ぎません。この機会に、彼が「お金」というものとどう向き合っているのかを、様々な角度からチェックしてみましょう。これは、結婚相手を見極める上で最も重要な作業の一つです。
「そういえば、〇〇くんは毎月ちゃんと貯金してる？」と、貯金額についてストレートに聞いてみるのも良いでしょう。はぐらかしたり、全く貯金がなかったりする場合は要注意です。また、「私、家計簿つけてるんだけど、〇〇くんはどう？」と尋ねて、お金の管理方法を探るのも有効です。収入と支出を把握しているか、計画的にお金を使えているかは、基本的な金銭管理能力の指標となります。
普段のデートでの使い方を観察するのも大切です。見栄を張って身の丈に合わない高価な店にばかり行きたがるのか、それともコストパフォーマンスを考えたお店選びができるのか。趣味や交際費にいくら使っているのか、クレジットカードの支払いはどうしているのかなど、彼の日常のお金の使い方から、その人の価値観が見えてきます。さらに、機会があれば「ご両親って、お金に厳しい方だった？」など、彼の両親の金銭感覚について、さりげなくリサーチしてみるのも良いでしょう。金銭感覚は育った環境に大きく影響されるため、彼のルーツを知るヒントになるかもしれません。
🤝ステップ３：二人の将来のお金について具体的に話し合う
彼の金銭感覚がある程度見えてきたら、次のステップは、二人の将来のお金について、とことん具体的に話し合うことです。これは、結婚を考えているカップルにとっては避けて通れない、非常に重要なプロセスです。
まず、「結婚したら、お財布はどうしたい？生活費はどう分担する？」と、結婚後の家計管理の方法について話し合いましょう。共働きの場合、お互いの給料を一つの口座にまとめるのか、それともお財布は別々にして、毎月決まった額を生活費として出し合うのか。それぞれのメリット・デメリットを挙げながら、二人にとって最適な方法を探ります。
そして、今回の問題の核心である、あなたの奨学金返済の扱いです。「この返済は、二人のお財布から出すのか、それとも私の個人的な負債として、私のお小遣いから払っていくべきか」。これについては、正解はありません。大切なのは、彼があなたの奨-学-金を「二人の問題」として捉え、一緒に背負ってくれる気があるかどうかです。たとえあなたが「自分で返すから大丈夫」と言ったとしても、彼が「いや、これからは二人で生きていくんだから、一緒に頑張ろう」と言ってくれるかどうか。その姿勢が、彼のあなたへの愛情と覚悟の表れと言えるでしょう。
さらに、マイホームの購入や子どもの教育費、老後の資金など、将来の大きなライフイベントにどれくらいのお金が必要になるのか、具体的な数字を出しながらシミュレーションしてみるのもおすすめです。こうした未来の話をすることで、彼も「お金の問題は他人事ではない」と実感し、当事者意識を持ってくれるようになるはずです。
🆘それでも話が噛み合わない…別れを考える前にできること
もし、これまでのステップを踏んでも、彼が問題の重大さを理解してくれなかったり、話し合いから逃げたり、あるいは「君の借金なんだから、俺には関係ない」というような態度を取ったりした場合は…残念ながら、二人の未来を考え直す必要があるかもしれません。
しかし、すぐに「別れ」という結論を出す前に、まだできることがあります。それは、ファイナンシャルプランナー（FP）のような、お金の専門家である第三者に相談してみることです。専門家から客観的なアドバイスをもらうことで、彼もようやく現実を直視するかもしれません。また、お互いが信頼できる共通の友人や、既婚の先輩などに間に入ってもらい、意見を聞いてみるのも一つの手です。
そして、少し冷却期間を置き、お互いに一人で考える時間を持つことも大切です。その期間で、彼が今回の問題について自分で調べたり、考えを改めたりするかもしれません。ここで最も重要な見極めポイントは、彼に**「学ぶ姿勢」があるかどうか**です。知らないことは、誰にでもあります。問題なのは、知らないことを知ろうとしない、学ぼうとしない態度です。彼があなたの指摘を真摯に受け止め、変わろうと努力してくれるのなら、まだ未来はあります。しかし、頑なに自分の価値観を変えようとしないのであれば、それは価値観の不一致であり、この先の長い結婚生活を共に歩むのは難しいと言わざるを得ないでしょう。
彼の「世間知らず」な一言は、あなたに大きなショックと不安を与えたことでしょう。しかし、見方を変えれば、これは結婚という大きな決断の前に、二人の価値観、特にお金に対する価値観をすり合わせる絶好の機会を与えてくれたのかもしれません。
幸せな結婚生活に、お金の話は絶対に不可欠です。愛さえあればお金なんて…というのは、残念ながら幻想です。現実の生活は、お金と密接に関わりながら続いていきます。
今回の一件を「知れてよかった」と前向きに捉え、感情的にならず、彼と冷静に向き合ってみてください。この問題を二人で乗り越え、お互いへの理解を深めることができれば、あなたたちの絆はより一層強いものになるはずです。あなたの勇気ある一歩が、二人の幸せな未来へと繋がっていくことを、心から願っています。
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