【高1必見】「将来の夢がない」はダメじゃない!焦らず自分の”やりたいこと”を見つける方法

「将来の夢はなんですか?」 「就きたい職業はありますか?」

高校に入学して、これから楽しい毎日が始まる!と思っていたら、進路指導の時間に先生からふと投げかけられるこの質問。

周りの友達が「看護師になりたい!」「ゲームクリエイターになるのが夢なんだ」なんてキラキラした目で語っているのを聞くと、

「え、自分には特に夢なんてないな…」 「やりたいことって言われても、何も思いつかない…」

って、なんだか自分だけが空っぽな気がして、焦ったり、不安になったりしていませんか? その気持ち、すっごくよく分かりますよ。まるで、自分だけが将来への地図を持っていないような、心細い気持ちになりますよね。

でもね、まず一番最初に、あなたに伝えたいことがあります。 高校1年生の今、「将来の夢がない」というのは、全くおかしなことじゃないし、ダメなことでもないんです。

むしろ、それが当たり前なくらい。 だから、自分を責めたり、周りと比べて落ち込んだりする必要は全くありませんよ。

この記事では、そんなあなたのために、どうして焦らなくても大丈夫なのか、そして、これからゆっくりと自分の「好き」や「やりたいこと」を見つけていくための具体的なヒントを、たくさんご紹介していきます。

未来の可能性は、無限に広がっています。 一緒に、あなただけの宝物を探す旅に出かけましょう!

目次

「夢がない…」って焦ってる?でもね、それが普通だから大丈夫!

「将来の夢」という言葉って、なんだかすごく重たく感じませんか?「何か壮大な目標を掲げなくちゃいけない」「早く決めないと乗り遅れちゃう」そんなプレッシャーを感じて、苦しくなっている人も多いんじゃないでしょうか。でも、本当にそうなのでしょうか?ここでは、まずその思い込みを一度リセットしてみましょう。「夢がない」と焦るあなたの心を、ふっと軽くするための考え方をお話しします。周りと比べる必要なんて全くないこと、そして「夢」の形は一つじゃないってことに気づけば、きっと気持ちが楽になりますよ。

みんな本当に夢を持ってるの?実は”言ってるだけ”かも

進路指導の時間や、友達との何気ない会話の中で、周りのみんながスラスラと将来の夢を語っているのを聞くと、「自分だけ何も考えていないんだ…」って、すごく焦ってしまいますよね。でも、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてほしいんです。その夢って、本当にみんなが心の底から「これだ!」と確信して語っているものなのでしょうか?

実は、高校生の段階で語られる「夢」の中には、親や先生に「こういう仕事がいいんじゃない?」と言われたから、なんとなくそう答えているケースや、その職業のキラキラした一部分だけを見て「かっこいいから」という漠然とした憧れで語っているケースも、少なくないんです。「とりあえず何か言っておかないと…」というその場の雰囲気で、当たり障りのない職業を挙げているだけ、という可能性も大いにあります。もちろん、本気で目標に向かっている友達もいると思いますが、あなたが思っているほど、みんながみんな、確固たる意志を持って夢を決めているわけではないんですよ。

考えてみてください。高校1年生の今まで、あなたは勉強や部活、友達との関係など、目の前のことに一生懸命取り組んできましたよね。世の中にどんな仕事があって、それぞれどんな内容で、どんなやりがいがあるかなんて、知らなくて当然なんです。まだ出会っていない世界の方が、圧倒的に多いのですから。それなのに、いきなり「将来の夢は?」と聞かれても、答えられないのはごく自然なこと。むしろ、知らないことが多い今の段階で、「自分には何もない」と正直に言えることの方が、自分自身に誠実で、とても大切なことだと私は思います。周りの言葉に惑わされず、自分のペースで考えていけば大丈夫。あなたはあなた、人は人です。焦る必要は全くありませんよ。

「立派な夢」じゃなくていい。”なりたい自分”から考えてみよう

「将来の夢」と聞くと、多くの人が「医者」「弁護士」「パイロット」といった、いわゆる「立派な職業」を思い浮かべてしまいがちです。そして、自分にはそんな特別な才能はないし…と、そこで考えるのをやめてしまう。もしあなたがそうなら、それは「夢」という言葉の持つイメージに、少しだけ縛られてしまっているのかもしれません。夢は、必ずしも「特定の職業」である必要はないんですよ。

ここで、少し視点を変えてみませんか?「就きたい職業は何か?」と考える前に、「10年後、20年後、どんな大人になっていたいか?」「どんな毎日を送っていたら、幸せだと感じるか?」という、**”なりたい自分””理想のライフスタイル”**から考えてみるんです。

例えば、

  • 「家族や友達と笑って過ごせる時間を大切にしたいな」
  • 「好きな音楽やゲームに没頭できる時間がほしい」
  • 「困っている人の話を聞いて、少しでも役に立てたら嬉しいな」
  • 「自然に囲まれた場所で、のんびり暮らしたい」
  • 「自分の作ったもので、誰かをワクワクさせたい」

こんな風に、ぼんやりとしたイメージで大丈夫です。これらは「職業」ではありませんが、あなたの価値観を示す、とても立派な「夢」や「目標」です。「安定した生活を送りたい」というのも、素晴らしい目標の一つですよ。

このように、まず自分の「幸せの形」を考えてみると、そこから「じゃあ、その理想の生活を送るためには、どんな仕事のスタイルがいいだろう?」という風に、具体的な職業へと繋げていくことができます。例えば、「人と話すのが好きで、役に立ちたい」なら、接客業やカウンセラー、福祉関係の仕事などが考えられますよね。「自分の作ったもので人を喜ばせたい」なら、デザイナーやプログラマー、料理人などの道が見えてくるかもしれません。

「職業」というゴールから考えるのではなく、あなたの「心」というスタート地点から考えてみる。そうすれば、もっと自由に、もっとワクワクしながら、自分の未来を思い描けるようになるはずですよ。

自分の中の”宝物”探し!「好き」と「得意」を見える化しよう

「なりたい自分って言われても、それもよく分からない…」そんな風に感じたとしても、全く問題ありません。それなら、もっと簡単なところから始めてみましょう!それは、「自分自身をよく知る」ということです。あなたの中には、自分でも気づいていないかもしれない、たくさんの「好き」や「得意」という”宝物”が眠っています。その宝物を一つひとつ見つけ出して、並べてみることで、ぼんやりとしていた自分の輪郭が、少しずつはっきりと見えてくるんです。ここでは、誰でも簡単にできる自己分析の方法をご紹介します。ゲーム感覚で、楽しみながら自分の中を探検してみてくださいね!

どんな小さなことでもOK!「好き・得意リスト」を作ってみよう

さあ、ノートとペンを用意してください!そして、これから時間を気にせず、あなたの「好きなこと」や「やっていて楽しいと感じること」を、思いつくままに書き出してみましょう。本当に、どんなに些細なことでも大丈夫です。誰かに見せるわけではないので、正直な気持ちをどんどん書いてみてください。

【「好き・楽しい」リストの例】

  • 友達とLINEで雑談すること
  • YouTubeでゲーム実況を見ること
  • お気に入りの音楽を聴きながら散歩すること
  • 布団の中でゴロゴロすること
  • 新作のコンビニスイーツをチェックすること
  • 飼っているペットと遊ぶこと
  • 漫画を全巻一気読みすること
  • プラモデルを作ること

「こんなこと、将来の夢に繋がるわけないじゃん…」なんて思わないでくださいね。これが、すごく大事なヒントになるんです。例えば、「友達と雑談するのが好き」なら、あなたはコミュニケーションを取ることが苦ではないタイプかもしれません。「ゲームが好き」なら、そのゲームのどんな要素が好きなのか(ストーリー?キャラクター?戦略を練ること?)を深掘りすると、自分の興味の方向性が見えてきます。「YouTubeを見るのが好き」なら、「情報を集めるのが好きなのかも?」あるいは「人を笑わせる企画を考えるのが好きなのかも?」と、さらに自分を分析できます。

次に、「得意なこと」や「人からよく褒められること」も書き出してみましょう。「好き」とは少し違って、自分では当たり前にできてしまうことなので、意外と気づきにくいかもしれません。友達や家族に「私の得意なことって、何だと思う?」と聞いてみるのも、すごく良い方法ですよ。

【「得意・褒められる」リストの例】

  • 人の誕生日を覚えていること
  • 絵を描くこと
  • みんなの意見をまとめること
  • 道に迷わないこと
  • スマホの操作を教えるのが上手いこと
  • 話を聞いて「うんうん」と相槌を打つこと

これらのリストは、あなたの個性そのものです。例えば、「人の話を聞くのが得意」なら、カウンセラーやキャリアコンサルタント、インタビュアーといった仕事に向いているかもしれません。「みんなの意見をまとめるのが得意」なら、リーダーシップを発揮する仕事や、プロジェクトマネージャーのような役割が合っている可能性があります。

この「好き」と「得意」が重なり合う部分に、あなたの天職が隠れていることもよくあります。まずは自分の「好き」と「得意」をたくさん集めて、それを眺めながら「これはどうして好きなんだろう?」「この得意なことを、何かに活かせないかな?」と考えてみる。その時間が、あなただけの未来地図を作るための、大切な第一歩になります。

「これだけは絶対に嫌!」消去法で見つける自分の道

「やりたいこと」はなかなか思いつかなくても、「やりたくないこと」や「苦手なこと」なら、意外とすんなり出てきませんか?実は、この「嫌い」や「苦手」というネガティブな感情も、あなたの進路を考える上で、めちゃくちゃ役に立つ強力なコンパスになるんです!これを「消去法」と言います。行きたい場所が分からなくても、「絶対に行きたくない場所」を地図から消していけば、残った場所が行ける場所の候補になりますよね。それと同じ考え方です。

さっきと同じように、ノートに「これだけは絶対に嫌なこと・苦手なこと」を書き出してみましょう。これも、正直に、わがままなくらいに書いてOKです。

【「嫌だ・苦手」リストの例】

  • 毎日朝早く起きるのは絶対に嫌だ
  • たくさんの人の前で発表するのは苦手
  • 細かい数字をひたすら計算するのは無理
  • 知らない人に電話をかけるのは緊張する
  • じっと座って同じ作業を続けるのは飽きちゃう
  • 理不尽なことで怒られるのは嫌だ
  • 汚れる仕事はちょっと…

どうでしょう?結構たくさん出てきませんか?このリストは、あなたが仕事を選ぶ上での「譲れない条件」を示しています。例えば、「朝早く起きるのが嫌だ」なら、フレックスタイム制やシフト制、在宅勤務が可能な仕事が向いているかもしれません。「人と話すのが苦手」なら、黙々と作業に集中できる研究職や職人、プログラマーなどの仕事が候補に挙がってきます。「じっと座っているのが苦手」なら、体を動かす仕事、例えばインストラクターや営業職、配送業などが考えられますね。

このように、「やりたくないこと」を避けるように仕事を探していくだけで、膨大にある職業の中から、自分に合いそうなものがかなり絞られてきます。「やりたいこと」というプラスの側面から探すのが難しいなら、「やりたくないこと」というマイナスの側面からアプローチしてみる。これは、進路選択で迷った時に、すごく有効な考え方です。自分の「好き」だけでなく、「嫌い」や「苦手」もしっかりと受け入れてあげること。それも、大切な自己分析の一つなんですよ。

アンテナを張ってみよう!世界は面白いことで溢れてる

自分の中にある「好き」や「得意」が少し見えてきたら、次は、自分の外の世界に目を向けてみましょう。今のあなたが知っている職業なんて、世の中に存在する仕事の、ほんの氷山の一角にすぎません。あなたのアンテナに引っかかるものがまだ見つかっていないだけで、世界にはあなたが「これ、面白いかも!」と感じるような仕事が、本当にたくさん溢れています。ここでは、自分の視野をぐん!と広げて、新しい世界や面白い仕事に出会うための具体的な方法をご紹介します。ちょっとした冒険気分で、色々な世界を覗きに行ってみましょう!

”職業図鑑”をアップデート!色々な大人のリアルな話を聞いてみよう

あなたが今、具体的にイメージできる職業って、いくつくらいありますか?先生、お医者さん、看護師さん、お店の店員さん、警察官…身近な職業は思い浮かぶけれど、それ以外の仕事については、あまり知らないのではないでしょうか。あなたの頭の中にある”職業図鑑”のページを増やすために、一番手っ取り早くて面白い方法が、「色々な大人に仕事の話を聞いてみること」です!

まずは、一番身近な大人である、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんに、「お仕事インタビュー」をしてみましょう。「普段、どんな仕事をしてるの?」という基本的なことから、「仕事で一番嬉しい瞬間ってどんな時?」「逆に、一番大変なことは?」「どうしてその仕事を選んだの?」など、少し踏み込んだ質問をしてみてください。あなたが普段見ている姿とは違う、仕事モードの家族の姿を知ることができて、きっと面白い発見があるはずです。

さらに、親戚のおじさんやおばさん、近所に住んでいる人、お父さんやお母さんの友達など、インタビューの対象を広げていきましょう。もし直接話す機会があれば、「〇〇さんのされているお仕事に興味があるんですけど、少しだけお話聞かせてもらえませんか?」と勇気を出してお願いしてみましょう。大人は、高校生が自分の仕事に興味を持ってくれると、意外と喜んで話してくれるものですよ。

【インタビューで聞いてみたい質問リスト】

  • その仕事の1日のスケジュールを教えてください。
  • どんな時に「この仕事をしていて良かった!」と感じますか?
  • 仕事で必要なスキルや資格はありますか?
  • 高校生の時に、やっておけば良かったと思うことは何ですか?
  • もし高校生に戻れるとしたら、また同じ仕事を目指しますか?

色々な大人のリアルな話を聞くことで、「こんな仕事があったんだ!」という新しい発見はもちろん、「この仕事、楽しそうだけど自分には向いてないかもな」とか、「この人の働き方、素敵だな」というように、自分の価値観と照らし合わせながら、将来を考える具体的な材料を得ることができます。ぜひ、色々な大人の「働く物語」を集めてみてください。

本や映画は”人生の参考書”!未知の世界を旅してみよう

部活や勉強で忙しくて、色々な大人に直接話を聞く時間なんてないよ…という人もいますよね。そんなあなたにおすすめなのが、本や映画、漫画、ドキュメンタリー番組などを通して、未知の世界に触れることです。これらは、家にいながらにして様々な人生を疑似体験できる、最高の”人生の参考書”なんです。

例えば、特定の職業がテーマになっている「お仕事もの」の小説や漫画を読んでみるのはどうでしょう。『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』を読めば警察官の日常が、『宇宙兄弟』を読めば宇宙飛行士を目指すことの壮大さが、『ちはやふる』を読めば競技かるたという世界の熱さを知ることができます。そこで描かれる登場人物たちの働き方や情熱に触れることで、「こんな風に何かに打ち込むのって、かっこいいな」と、心が動かされる瞬間があるかもしれません。

映画や海外ドラマも、新しい世界への扉を開けてくれます。『プラダを着た悪魔』を見れば華やかなファッション業界の裏側が、『ソーシャル・ネットワーク』を見ればIT起業家の世界が、『グレイテスト・ショーマン』を見ればエンターテインメントで人を幸せにする喜びが描かれています。歴史上の偉人や、現代で活躍するアスリート、経営者などの人生を描いたノンフィクションやドキュメンタリー番組もおすすめです。彼らがどんな困難を乗り越え、何を大切にして生きてきたかを知ることは、「自分はどんな人生を送りたいか」を考える上で、大きなヒントを与えてくれます。

大切なのは、「進路のために見なきゃ!」と気負わずに、純粋に「面白そう!」と感じたものに、どんどん触れてみることです。その中で偶然出会った一つの言葉や、一つのシーンが、あなたの心を強く揺さぶり、将来の道を照らす光になる…なんてことも、本当によくあることなんですよ。

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この記事を書いた人

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占い師として活動しています。アプリにいるので探してみて下さい。皆様を開運に導きたいと思い複数サイトを運営しています!皆様の暮らしのお助けを出来れば嬉しいです。「占いちゃんは考えた」がメインサイトになります。

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