60代で友達付き合いがめんどくさいと感じる本音
60代になってから「友達と会うのがめんどくさい」「正直、友達っていらないかも…」なんて思うこと、ありませんか?😊
実は、そう感じているのはあなただけではないんです。むしろ、60代で友達付き合いに疲れを感じる方はとても多いんですよ。
内閣府が実施した「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」によると、60〜64歳では全体の36.4%、65〜69歳では32.5%もの方が「親しい友人がいない」と回答しているんです。つまり、約3人に1人以上が友達がいない状況なんですね。
この数字を見ると、友達付き合いがめんどくさいと感じたり、友達がいなくても気にならないと思ったりすることは、決して特別なことではないとわかります。高齢者医療の専門家である鎌田實医師も「歳をとったら友達はいらない」とまで言っているほどなんです💕
若い頃は「友達が多い方がいい」「一人でいると寂しい」なんて思っていたかもしれません。でも、60代になった今、そんな価値観にとらわれる必要はまったくないんですよ。自分の気持ちに正直になって、無理な人間関係は手放していく勇気も大切です。
友達付き合いがめんどくさいと感じるようになったのは、あなたが成熟して、本当に大切なものが見えてきた証拠でもあります。形だけの付き合いよりも、自分の時間を大切にしたい。そう思うのは、とても自然なことなんですよね✨
なぜ60代になると友達付き合いがめんどくさく感じるのか
60代で友達付き合いをめんどくさいと感じる理由はいくつかあります。それぞれ見ていきましょう😌
生活リズムや価値観のズレが大きくなる
60代は人生の大きな転換期です。定年退職して自由な時間が増える人、まだ現役でバリバリ働いている人、介護に追われている人、孫の世話で忙しい人…本当に人それぞれですよね。
こうした生活リズムの違いが、友達と会うタイミングを合わせにくくしてしまうんです。「ランチでも」と誘われても、「今、そういう気分じゃないな…」と思ってしまったり、会話の内容についていけなかったり。
また、長年の友人であっても、お互いの興味や価値観が少しずつズレていくこともあります。若い頃は同じ話題で盛り上がれたのに、今は会話が弾まない。そんな経験、ありませんか?価値観の変化は誰にでも起こることですが、それが友達との距離を広げる原因になることもあるんです。
体力の低下と移動の負担
正直に言うと、60代になると体力が落ちてきますよね💦朝から家事や用事をこなすだけで疲れてしまって、友達と会う元気が残っていない…そんな日も増えてきます。
若い頃は気軽に出かけていた距離も、年齢とともに「遠い」「疲れる」と感じるようになります。電車やバスでの移動も、以前ほど簡単ではなくなってきて。そうなると、次第に会う機会が減ってしまうのも当然ですよね。
休日は友達と会うより、自宅でゆっくり過ごして体力を回復したい。夜は早く寝たい。そんな風に考えるようになると、友達付き合いが負担に感じられてしまうんです。
形式的な付き合いに疲れを感じる
60代になると、「何となく続けている付き合い」や「断る理由もないから参加している集まり」に、むなしさを感じることが増えてきます。
昔からの知人との定例の集まりも、本当は「行かなくてもいいかな」と思いながら参加していたり。会話の内容が愚痴や噂話ばかりだったり、誰かと比べられるような雰囲気があったり。そういう場では、楽しさよりも疲れや空しさだけが残ってしまいますよね😢
こうした形式的な関係は、相手に対する興味や楽しさよりも、惰性で続いていることが多いんです。終わった後に「何だったんだろう」と虚しい気持ちになるなら、その付き合いは見直すタイミングかもしれません。
自分の時間を大切にしたくなる
60代は、子育てが一段落したり、仕事から解放されたりして、ようやく自分の時間が持てるようになる時期です。だからこそ、その貴重な時間を、本当に自分が望むことに使いたいと思うのは当然のことなんですよ✨
趣味に没頭したり、ゆっくり読書を楽しんだり、美味しいものを食べたり。一人の時間の豊かさに気づくと、無理な人間関係に時間を使うことがもったいなく感じられてきます。
精神科医の保坂隆先生も、60代以降は「性格の先鋭化」が顕著になると指摘しています。つまり、もともと一人の方が気楽だったという人は、もっと一人を好むようになるということ。だからこそ、60代以降の人間関係は「したい人だけすればいい」んです💕
友達がいない60代の生き方は寂しくない
「友達がいないと寂しいのでは?」と心配する方もいるかもしれませんね。でも、実際には友達がいなくても充実した生活を送っている60代の方はたくさんいるんですよ😊
一人の時間の豊かさに気づく
一人でいることを「孤独」ではなく「ソロ立ち」と捉え直してみてはいかがでしょうか。医師の鎌田實さんは、自分の時間を楽しむ「ソロ立ち」のすすめを説いています。
一人でいれば、誰にも気を遣わず、自分のペースで好きなことができます。朝ゆっくり起きても、夜遅くまで映画を見ても、誰にも文句を言われません。食べたいものを食べ、行きたいところに行く。そんな自由が手に入るんです✨
うわべの付き合いで心は満たされません。むしろ、集団の中にいるとかえって「孤独」を感じることもあります。本当に心が満たされるのは、自分らしく過ごせる時間なんですよね。
家族との関係を大切にする
友達がいなくても、家族がいれば十分という方も多いです。配偶者、子ども、孫、兄弟姉妹。家族との時間を大切にすることで、心の充実感は十分得られます。
遠くに住む子どもや孫とは、オンラインでつながることもできますよね。LINEやビデオ通話を使えば、顔を見ながら話すこともできます。友達付き合いに時間を使うより、家族との絆を深めることに時間を使いたいと思うのも素敵な選択です💕
趣味や興味のあることに打ち込む
60代は、これまでできなかったことにチャレンジする絶好の機会です。友達付き合いに時間を使わない分、自分の興味のあることに思いきり打ち込めます。
ガーデニング、読書、絵画、音楽、料理、手芸…何でもいいんです。自分が楽しいと思えることに没頭する時間は、どんな友達付き合いよりも充実感をもたらしてくれることがあります✨
一人で何かに取り組む時間は、自分自身と向き合う大切な時間でもあります。この年齢だからこそ、自分の内面を見つめ、心の豊かさを育てることができるんですよ。
程よい距離感で友達付き合いを続けるコツ
「友達はいてもいいけど、今までみたいな付き合い方は疲れる」という方もいますよね。そんな方には、程よい距離感を保つことをおすすめします😊
会う頻度を減らしても大丈夫
友達だからって、頻繁に会わなければいけないわけではありません。月に1回会っていたのを2〜3か月に1回にしてみる。それだけでも、ずいぶん気持ちが楽になりますよ。
「最近会ってないね」と言われても、「忙しくて」「体調が…」と適度に理由をつけて、自分のペースを守ることが大切です。本当に良い友達なら、お互いの事情を理解し合えるはずです💕
年に数回、本当に会いたいと思ったときだけ会う。そんな付き合い方でも十分に友情は続けられます。距離をとることで、むしろ関係が良くなることもあるんですよ。
気の合う人とだけ付き合う選択
すべての友達と同じように付き合う必要はありません。気の合う人、一緒にいて楽しい人、価値観が合う人とだけ深く付き合うという選択もあります。
人間関係を「断捨離」するように、本当に大切な人だけを選んで付き合う。そうすることで、人間関係の質が格段に上がります。少数の親しい友人と深く付き合う方が、たくさんの知り合いと浅く付き合うよりずっと心が満たされることも多いんです✨
タレントの小島慶子さんは、友人関係を洋服のセレクトショップに例えています。今の自分に必要な人、合う人とだけ付き合い、合わなくなったら一時的に距離をおく。そんな柔軟な付き合い方でいいんです。
相手の領域に踏み込みすぎない
程よい距離感を保つためには、どんなに親しい人が相手でも、敬意をもって距離を保つことが大切です。相手のプライベートに立ち入りすぎたり、自分の価値観を押し付けたりしないこと。
また、他人と比べないことも重要です。「あの人は孫がいて幸せそう」「友達の方が経済的に恵まれている」なんて比較すると、ねたみや劣等感が生まれてしまいます。そうではなく、お互いの違いを認め合い、尊重し合う関係を目指しましょう😊
一人の時間も大切にしながら、必要なときだけつながる。そんな大人の友情も素敵ですよね💕
新しい友達作りにチャレンジする選択肢も
「今の友達付き合いに疲れた」という方の中には、新しい出会いを求める方もいるかもしれませんね。60代からでも新しい友達は作れます✨
趣味やサークル活動に参加する
共通の趣味を持つ人たちと出会うことで、自然と友達ができることがあります。園芸サークル、俳句の会、ウォーキングクラブ、料理教室など、興味のある活動に参加してみてはいかがでしょうか。
同じ趣味を持つ人同士なら、会話も弾みますし、共通の話題があるので関係も築きやすいです。また、活動を通じて自然とコミュニケーションが生まれるので、人付き合いが苦手な方でも安心です😊
最近では、シニア向けのサークルや教室も増えています。市役所や公民館、地域のコミュニティセンターなどで情報を集めてみるといいですよ。
働くことで新しいつながりを
定年後も働くことで、職場での新しい出会いがあります。同年代の同僚と、仕事を通じて自然と仲良くなることもありますよね。
清掃の仕事、マンション管理、受付業務など、60代でもできる仕事はたくさんあります。働くことで達成感も得られますし、単調な毎日にメリハリがつきます。経済的なメリットもありますし、何より人とのつながりが生まれるのが大きいですね💕
仕事仲間から始まって、プライベートでも付き合うようになることもあります。新しい環境で、新しい自分を発見できるかもしれませんよ。
オンラインでのつながりも活用
SNSやオンラインコミュニティを活用するのも一つの方法です。最近では、60代以上の方でもSNSを使う人が増えています。
ブログやInstagram、Facebookなどで、同じ趣味や関心を持つ人とつながることができます。オンラインなら、体力的な負担も少ないですし、自分のペースで交流できるのがメリットです✨
ただし、オンラインでの交流にも注意が必要です。個人情報の扱いには気をつけて、無理のない範囲で楽しむことが大切ですね😊
まとめ:60代は自分らしい人間関係を築く時期
60代で友達付き合いがめんどくさい、いらないと感じるのは、決しておかしなことではありません。むしろ、それは自分の本当の気持ちに気づき、自分らしく生きようとしている証拠なんです💕
若い頃のように、たくさんの友達と頻繁に会う必要はありません。形だけの付き合いを続ける必要もありません。大切なのは、自分が心地よいと感じる人間関係を築くことです。
一人の時間を楽しむのもよし、気の合う少数の友人と深く付き合うのもよし、新しい出会いを求めるのもよし。どの選択も正解です。あなたの人生なのですから、あなたが決めていいんですよ✨
残りの人生を、無駄に人に気を使って疲れるのではなく、自分らしく自由に生きる。そんな60代からの生き方、とても素敵だと思いませんか?😊
友達がいてもいなくても、あなたはあなた。自分の心に正直に、穏やかに、そして楽しく。そんな毎日を過ごしていきましょうね💕
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