家族でコロレット!三色は得点、四色目から失点のカード選びを楽しもう

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机の上に、欲しい色のカードが二枚。その隣に、できれば増やしたくない色も一枚。
欲しい二枚だけ、もらえたらいいのに……!

コロレットで取るのは、一枚ずつ好きなカードではなく、場の一列に並んだカード一式です。しかも、最後にプラス点にできるのは三色まで。たくさん集めたつもりでも、四色目からは失点になる。ここに、取るか、もう少し待つかの迷いが生まれます。

家族で遊ぶなら、まず「どの色が何枚あるか」と「一列ごと取る」を一緒に確認してみよう。速く取る競争ではなく、自分の番に選ぶゲームです。今回は三〜五人で、茶色の得点表を使う基本の考え方を中心に説明します。金色のジョーカーが入った版と旧版には違いがあるため、準備は買った箱の説明書も合わせてね。

目次

三色だけがプラス。好きな色を最初に三つ宣言するゲームではないよ

コロレットでは、集めたカードを色ごとに分けて自分の前へ置きます。ゲームが終わったら、持っている色のうち最大三色をプラス点に選び、ほかの色はマイナス点として計算します。勝つのは合計点が最も多い人です。

ここで、「最初に赤・青・緑を選んだら、その三色しかプラスにならないの?」と迷うかもしれません。そうではなく、プラスにする三色は最後に選べます。途中で集まり方が変われば、最後にどの色を選ぶかも変えられるんですね。

基本の準備では、それぞれ別の色のカード一枚を自分の前に置いて始めます。その最初の色が、ずっと自分の担当色として固定されるわけではありません。出だしの一枚を見て方針を考えることはできますが、別の色を取ったら反則、ということではないんです。

そして、同じ色を二枚持ったときの点数は、単に一枚一ポイントで二点、ではありません。初めての人へ勧められている茶色の得点表では、次のようになります。

同じ色の枚数 その色の得点の大きさ
1枚 1点
2枚 3点
3枚 6点
4枚 10点
5枚 15点
6枚以上 21点

プラスに選んだ色なら、この点を足します。ほかの色なら、同じ表の点を引きます。七枚目を集めても、その色の点が21点より増えるわけではありません。枚数を増やすことと、点を増やすことがいつも同じではないのが面白いところです。

たとえば、赤が二枚から三枚になれば、その色をプラスにする場合は3点から6点へ変わります。新しい色一枚の1点とは、同じ「一枚増えた」でも変化が違うんだね。カードを取る前に得点表へ指を置いてみると、何を迷っているか話しやすくなります。

ただし、家族の前で「この色を取るべき」と答えを決めてしまわなくていいよ。今持っている色を数える手伝いと、どの列を選ぶかの判断は分けられます。まずは一人ずつ、自分の前のカードを見られるように並べておこう。

色を集めて得点を作るコロレットの日本語版を確認する

出典:メビウスゲームズの公開日本語説明書、ABACUSSPIELEの金色ジョーカー入り版・英語説明書。表は茶色面の数値です。

自分の番は「めくって置く」か「一列を取る」。三枚まで待たなくてもいい

自分の番になったら、山札から一枚めくって場へ置くか、場の一列を取るかを選びます。三〜五人では、人数分の茶色の列カードを中央へ並べ、その横へカードを置いていきます。

一列へ置けるのは、列カードとは別に三枚までです。三人で始めたら中央に三列、四人なら四列。ほかの人の手が届く場所も空けて、どの列に何枚あるか見えるように置こう。列カード自体を三枚の中へ数えないでね。

山札からめくるほうを選んだら、出た一枚はその場に置きます。「この色は欲しくなかったから、自分の手元には置かず、引き直し」という動きではありません。置ける列を選んで、次の人へ番が移ります。

逆に、取るほうを選ぶなら、その列に少なくとも一枚のカードが必要です。何もない列を取って早く抜けることはできません。でも、三枚そろうまで取れないわけでもないんです。一枚だけでも、二枚でも、取れる列なら選べます。

欲しい赤が一枚だけ置かれている。もう一枚赤が来るかもしれないから待つか、別の色が加わる前に取るか。この二つは、見えているカードが同じでも違う選択になります。次に何が出るかは分からないので、待てば必ず得になる、とも言えません。

一列を取った人は、そのラウンドの残りの手番から抜けます。取ったカードは色ごとに分け、次のラウンドまで待ちます。後から欲しいカードが出ても、「やっぱりもう一列」にはできない。早く取る判断には、今の内容を確保する代わりに、その回の次の選択をしない、という面があります。

公式の説明書では、列カードも取った人の前へ置き、その人がこの回を抜けた目印にします。取られた列はもう場に残る選択肢ではないので、空いた跡へ次のカードを並べ直さないようにしよう。中央に残る列と、各自の前にある獲得カードを離しておくと、置ける場所を数え直せます。

場のすべての列が三枚になったら、もう山札をめくって置くほうは選べません。どこかの列を取る必要があります。迷っている間も、置く場所には上限があるんですね。カードが四枚になってから慌てて戻すより、三枚の列を横へ少しそろえて見せておこう。

全員が一列ずつ取ったら、そのラウンドは終了です。列カードを中央へ戻し、最後に列を取った人から次のラウンドを始めます。一度抜けた人がゲーム全体から脱落するわけではないので、初めて説明するときは「この回はお休み、次の回からまた選べる」と伝えると分かりやすいよ。

一列ごと取るコロレットの内容と日本語説明書を見ておく

出典:メビウスの公開日本語ルール、メーカー英語ルールのPlaying the Game・End of a Round。

欲しい二枚に違う色が一枚。枚数だけで「得」を決めないで見てみよう

では、最初の「欲しい二枚と、増やしたくない一枚」に戻ろう。ここでは、ほかの人の状況や次の山札を考えず、手元のカードだけで得点の変化を確かめる説明例にします。

自分が赤二枚、青二枚、緑二枚を持っていて、赤二枚と黄色一枚の列を取ったとします。取る前は、三色とも二枚なので3点ずつ、合計9点。取った後は赤四枚の10点、青二枚の3点、緑二枚の3点、黄色一枚がマイナス1点となり、合計15点です。

この例では四色目が混ざっても、合計は6点増えます。「四色目は全部だめ!」とだけ覚えると、こういう変化を見逃すんです。マイナスになる色があることと、その列を取った結果の合計が下がることは、同じではありません。

一方、赤をすでに六枚持っていたらどうでしょう。赤を追加しても、茶色面のその色の得点は21点が上限です。ほかの条件が同じなら、赤が増える喜びだけで判断せず、同時に引き取る黄色がどう響くかを考えたくなります。

黄色もその後に増えれば、最後にプラスへ選ぶ三色が入れ替わる可能性があります。さっき取った色を途中の呼び名だけで「ずっとマイナスの色」と決めつけないでね。ゲーム終了時の枚数を見て、三色を選び直せます。

点数を考えるときは、山札の未来まで全部当てようとしなくても大丈夫。「いまこの列を取ると、手元では何色が何枚になる?」を先に見る。得点表のどこへ動くかが分かれば、なぜ欲しいのか、なぜ迷うのかを言葉にできます。

同じ列でも、人によって欲しさは違います。自分には四色目になる黄色が、別の人にはたくさん集めている主力の色かもしれません。カードを置くときに相手の前を見れば、自分以外の選択にも関係する一枚だと分かります。

家族で初めて遊ぶ日は、相手の判断に点数を付けるより、必要なら数える部分を一緒に確認しよう。「黄色は何枚だっけ?」には一緒に答えられるけれど、「だから絶対こっちを取って」までは言わなくていい。計算の手伝いを受けても、選ぶところは本人に残せます。

なお、この例はその場の点数の変化を示したものです。必勝の列や、いつでも安全な選択を決める計算ではありません。残っている列やほかの人の手番で展開は変わるので、一回の計算とゲーム全体の読みは分けて楽しんでね。

三色と失点の迷いを遊ぶコロレット日本語版を探す

出典:メーカー説明書の得点計算。赤・青・緑・黄色の枚数と9点から15点への変化は、本記事独自の説明例です。

ジョーカーは最後に色を決める。金色なら、もう一枚付いてくる

色のカード以外には、「+2」やジョーカーがあります。+2カードは、一枚につきプラス2点です。色の数を増やすカードとして扱わず、最後に色の得点と合わせて加えます。

通常のジョーカーを取ったら、まずは脇へ分けておきます。どの色のカードとして使うかは、ゲームが終わるときに決めます。途中で「赤にする」と考えていても、最後に別の色へ使う判断ができます。

ただ、六枚以上で21点になっている色へさらにジョーカーを足しても、その色の点は増えません。たとえば、五枚の色へ一枚加えると15点から21点へ変わります。使う場所で点数がどう動くか、最後に得点表を見て決めよう。

三色だけを持ち、赤六枚、青四枚、緑二枚とジョーカー一枚で終わった、という別の計算例ならどうかな。赤へ足しても増加は0点、青なら10点から15点へ5点増、緑なら3点から6点へ3点増です。この例の茶色面では、青へ使うと合計が最も増えます。「少ない色へ必ず使う」でも「一番多い色へ必ず足す」でもなく、前後の差を比べるんですね。

今回販売ページを確認した新日本語版には、金色のゴールデンジョーカーが一枚含まれています。これを獲得した人は、山札の一番上をもう一枚めくり、自分の前へ加えます。場の空いた列へ追加するのではなく、獲得した人のカードになるのが大切なところです。

おおっ、ジョーカーだけ選んだつもりでも、おまけの一枚の色までは選べないんだ。
金色がある列を取るときは、見えているカードだけで終わらない可能性も含めて考えます。追加のカードが望んでいた色とは限らないので、普通のジョーカーと同じつもりで処理しないでね。

ゲームの終わりも、合図のカードを引いた瞬間に全員が数え始めるわけではありません。「最終ラウンド」のカードが出たら、その回が最後のラウンドになります。合図のカードを脇へ置き、代わりのカードを引いて進め、ラウンドが終わったところでジョーカーの色を決め、得点を計算します。

準備の細部には版の違いがあります。メビウスが公開する旧日本語説明書は普通のジョーカー三枚を案内し、金色入りのメーカー英語説明書は普通二枚と金色一枚を案内しています。最終ラウンドの合図を山札へ入れる位置の説明にも違いがあるため、別の説明書の枚数を混ぜず、手元の版の同梱説明書へ合わせてください。

三〜五人の基本の選び方を理解したら、自分の箱でジョーカーの種類と準備を確かめる。この順番なら、昔の解説を読んだ人と新しい箱を開けた人が一緒でも、違う箇所を見つけやすくなります。

金色ジョーカー入りか、コロレットの販売内容を確かめる

出典:メビウスの旧日本語説明書、金色入り版のメーカー英語説明書、メビウスの記念版案内。

最初の一回は、列を見渡せる机と「どっちを選ぶ?」から始めよう

家族で箱を開けるなら、最初に机の中央と各自の前を空けよう。中央には人数分の列、それぞれの前には取ったカードを色で分ける場所が要ります。カードゲームだから狭い隅でも平気、と決めず、全員が列を見渡せる位置へ置いてね。

初めての人への説明は、手番の二択を先に出すと始めやすくなります。「一枚めくって置く」か「一列全部取って、この回は抜ける」。次に、色ごとに集め、最後は三色だけがプラスになることを伝えます。得点表は全員の手元か見える場所へ置いておこう。

三人で遊ぶ準備には、色カードを一色分すべて取り除く手順もあります。列カードを三枚にするだけでなく、山札へ入れるカードも人数に合わせます。準備する人だけが先に進めず、人数と使う得点表を最初にそろえてから、箱の説明書を開こう。

最初の練習では、カードを置いたら「この列は今二枚」、取ったら「ここからは次の回までお休み」と、動いた状態を確認する提案です。ルールの確認と、何を取ると有利かという助言を一度に重ねないほうが、本人が今どこを選んでいるか分かりやすくなります。

最後の一人だけがラウンドに残った場合、その人はすぐ列を取るしかないわけではありません。置ける場所がある範囲で山札をめくって置く選択を続け、どこで取るかを決められます。ほかの人が抜けたからといって、せかして手番を終わらせないでね。

二人で遊ぶときは、三人用の列をそのまま使えば同じ、とはなりません。メーカー説明書には、二色を除くこと、最初は各自二色を持つこと、容量が異なる緑の列カードを使うこと、残った列のカードを除くことなど、二人用の変更があります。今回は三〜五人を中心に説明したので、二人の日は二人用の欄から準備しよう。

確認した楽天の新日本語版の掲載は、対象年齢八歳以上、二〜五人、約30分、カード90枚と説明書という内容です。90枚には、色カードだけでなく、列カードや得点表、ジョーカー、最終ラウンドカードなども含まれます。色カードが90枚入るという意味ではありません。

旧案内では三〜五人の表記もあるため、人数だけ検索結果から拾わず、買う版の内容を確認してね。追加カードだけの品や、別の作品のズーロレットとも区別します。送料、在庫、到着の条件は店舗で変わるので、集まる日が決まっているなら注文する画面で確認してください。

新日本語版の人数・内容物・発送条件まで確認する

最初の一列を選ぶとき、欲しい二枚と増やしたくない一枚が並んでいたら、少し迷ってみていいよ。すぐ正解を言い合わなくても、その人が何を集めたいのかが盤面に出てきます。取るか、まだめくるか。まずはその二択を、家族それぞれの手に渡して始めよう。

出典:メーカー英語説明書・二人用と最後の一人の手順、確認した新日本語版の商品掲載。家族への説明順と練習の進め方は本記事の提案で、実際に遊んだ体験談ではありません。

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この記事を書いた人

人との距離感や伝え方、日々の関わりを考える編集室です。気持ちや状況の違いを大切にしながら、暮らしに取り入れやすいヒントをまとめます。

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