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家族でゲームをしたい。でも、今日は誰が一番強いかを決める気分じゃないんだよなあ。
そんな日に、全員で一つの問題に取り組むゲームを選ぶのはどう?
「バンディド」は、牢屋から伸びる通路をカードでつなぎ、脱走できる出口を全部塞ぐ協力ゲーム。対象は6歳から大人、1〜4人用、所要時間の目安は15分です。
ここ、面白いところだよっ!
自分だけが勝つための一手ではなく、みんなが成功するための一手を考える。しかも、話し合っていいのに、手札をそのまま相手へ見せることはできません。
場に見えている道を指しながら相談する。手元のカードで、その相談にどう応えるか考える。
この二つがセットになっています。
この記事では、公式ルールと国内発売元の説明をもとに、初めて家族で遊ぶときの準備と進め方を整理します。実際に家族で遊んだ体験談ではありません。声のかけ方や役割の提案は、遊ぶ場面を想定した例として読んでね。
全員の成功を目指す!塞ぐのは、牢屋からつながる通路
最初に、勝つために何をするのかを揃えよう。
バンディドでは、牢屋の絵があるスタートカードから通路を伸ばしていきます。目指すのは、牢屋からつながる通路の端を、すべて行き止まりやループで閉じること。全部塞げたら、全員で成功です。
ループって何?
途中で伸びている通路どうしをつなぎ、外へ抜ける端をなくす形だよ。道を一本ずつ行き止まりにする方法だけに絞らず、ぐるっとつないで閉じられないかも探します。
たとえば、場に開いた通路の端が二つあると想像してみて。
片方へカードを置く前に、もう片方とのつながりも見る。手元のカードを回転させたら、両方をつなげる形になるかもしれません。実際に置けるかは、そのときの道と壁の位置で決まります。
ああ、見る場所が変わるね!
「自分のカードを置く空き場所」だけでなく、「みんなが閉じたい通路」を見るわけです。
一方で、通路を増やすカードしか手元にないこともあります。国内発売元も、手札の組み合わせによって、かえって道を増やさざるをえない場面があると説明しています。そこで道が増えても、それだけで誰かの失敗と決めつける必要はありません。
次の人が、その新しい道をどう扱えるか。
考える対象が、次の一手へ移ったんだね。
開始前に、全員が牢屋のカードを見られる位置へ座ろう。片方から絵が逆さに見えるときは、場を指す際に「右」だけで伝えず、どの通路の端かを指し示すと場所を揃えやすくなります。手番の人が無理なく場へ手を伸ばせるかも確認してね。
家族で遊ぶ前には、勝敗が全員で共通だと伝えておこう。「誰が何点取ったか」を競うルールではありません。成功したらみんなの成功。脱走を防げなかったら、みんなで挑んだ一回が終了です。
ただし、協力ゲームを買えば家族関係が改善する、けんかがなくなる、といった効果を約束できるものではありません。ここで選ぶ理由は、共通の目標に向けて、場のカードを見ながら相談できる仕組みがあることです。
参加する人が、今日は静かに休みたいなら、その気持ちも大事にしよう。1人でも遊べるゲームなので、全員を集めないと箱を開けられないわけではないよ。
小さな箱でも、机の中央は広く空けておこう
買う前には箱の小ささに目が行くかもしれません。でも、遊ぶときに必要なのは、カードが広がっていく場所です。
スタートカードを大きめの机の中央へ置く。
公式ルールは、まずここから始まります。
食後の机で遊ぶ場面を想像すると、真ん中にカードを一枚置けても、左右にはコップやお皿、端には連絡帳が残っていることがあるよね。そのまま道が伸びたら、次のカードを置く場所がなくなってしまうかも。
なので、最初に中央から周囲まで片づけることをおすすめします。飲み物はカードを広げる場所から離し、山札を置く場所と各自の手札を持つ場所も確保しよう。必要な机の寸法は展開によって変わるので、箱の寸法をそのまま遊ぶ面積の目安にはできません。
準備するカードは、道カード69枚とスタートカード1枚。
国内版の商品説明には、説明書1枚も内容物として記載されています。
スタートカードには、通路の出口が5本ある面と6本ある面があります。公式ルールでは、5本が易しい側、6本が通常の側です。初回は、5本の面から試す提案にします。
出口が一本違うだけ?
うん。でも、初めから閉じる対象が一本少ない。最初の一回で、置き方と相談の流れを覚えたいときには、こちらが選びやすいね。
残りのカードを混ぜて裏向きの山札にし、各自が3枚ずつ取ります。最年少の人から始めるのが公式の順番です。
開封した直後に全部をまとめて混ぜると、スタートカードまで山札へ入れてしまうかもしれません。先に牢屋のカードを取り分けてから、道カードを混ぜよう。準備の途中で「真ん中に置くカード、どこだっけ」と探し直す手間を減らせます。
説明書は、箱にしまわず机の横に置いておくと便利です。初めての配置で迷ったときに、その場で図を見られるから。ルールを全部暗記してから参加しなくても、最初に目標と一手の流れを揃えて、細かな判断は説明書を開きながら進められます。
なお、15分は商品に示された所要時間の目安です。初回の説明、準備、考える時間、片づけまで必ず15分で収まるという意味ではありません。寝る直前に時間をきっちり区切るより、最初は一回分の余裕を取って箱を開けよう。
一枚置いたら一枚補充。道と壁がぴったり合うか見る
自分の番になったら、手札から一枚を選んで、すでに置かれたカードにつなげます。その後、山札から一枚を取って補充。基本の流れは、この繰り返しです。
置く前には、カードを回して考えてみよう。
その向きでは合わなくても、回転させたら通路がつながる場合があります。
ただし、絵が近くにあれば何でもつながるわけではありません。道と壁がきちんと合うことが必要です。通路の先に、別のカードの壁がぶつかる配置は、公式ルールの図でも禁止例として示されています。
ちょっと待って、塞ぎたいなら壁にぶつけてもいいんじゃない?
ここが、初めてだと迷いやすいところ。
「行き止まりが描かれた道をつなぐこと」と、「道の開いた端へ別カードの壁を押し当てること」は、配置の条件が違います。止まって見えれば成功、とは判断せず、カードの接する位置を見てね。
置きたいカードが、場の複数のカードへ接するなら、接するところを一つずつ確かめます。最初の一辺だけ合っていても、別の一辺で道が壁に突き当たっていたら、そのまま置くことはできません。
確認の順番を決めておくと、相談もしやすいよ。
まずつなぎたい道を見る。次に隣へ接する部分を見る。最後に、置いた後の開いた端がどこへ向くかを見る。この順は遊ぶときの提案で、公式の追加ルールではありません。
たとえば、机の端へ伸びる通路にカードを足そうとしている場面なら、手前のつながりだけでなく、その先に次のカードを置ける場所があるかも見よう。説明書も、後から塞げなくなるような配置に注意するよう案内しています。
今の一枚が収まる。
その次の一枚を置ける。
両方を見るんだね。
手札のどれも置けない場合については、公式ルールに、手札を山札の下へ入れ、3枚を新たに取る方法が記載されています。好みのカードが来るまで自由に交換してよい、という説明ではありません。置けるカードがないときの扱いとして、同梱説明書で確認しよう。
小さな子と遊ぶ場合も、最初から大人がカードを取り上げて置くより、本人が選んだ位置を一緒に見る方法があります。道が合う部分と合わない部分を指して、回転させる余地を探す。手を動かして選ぶ人と、場を見る人の両方が参加できる進め方です。
手札は見せない。相談は、場に見える道から始めよう
バンディドでは、みんなで進め方を相談します。ただし、自分の手札を他の人へ直接見せることはできません。
これ、両方まとめて伝えておきたい!
相談していいからといって、最初から全員の手札を机へ並べる遊び方ではないんです。
手札が見えないと、何を話せばいいのかな。
迷ったら、みんなに見えている場のカードへ戻ってみよう。
たとえば、提案する声かけなら「今、開いている道はどこかな」「この二本をつなげられる場所はあるかな」「次に伸ばすなら、机のどちら側が空いているかな」。どれも場の状況についての問いです。誰かが実際に発言した会話の再現ではありません。
手番の人へ、答えを急がせずに問いを一つ渡す。
その人は、自分の3枚と場を見比べて、置き方を考える。
初回にあれもこれも聞くと、どこから考えるか迷ってしまうかもしれません。だから最初は「道と壁が合う場所はある?」という一つの確認から入る提案にします。置ける場所が見つかった後で、通路を閉じられるか、先の場所が残るかへ進もう。
相談に慣れている人が、ずっと候補を言い続ける場面も考えられます。そんなときは、一度手番の人が考える時間を取るのはどうでしょう。黙っていることが、必ず困っているという意味ではないからです。
先に本人の候補を聞き、必要なら他の人が場の別の位置を指す。最後に、手番の人が自分のカードを置く。この進め方なら、助言と、本人が選ぶ番を分けられます。
逆に、考える手が止まっているなら、放っておかずに、場にある道の一つを一緒に追ってみよう。牢屋からそこまで、どのカードを通っているか。どこで枝分かれしているか。見えている絵をたどれば、同じ箇所について話せます。
ただし、声かけの提案は家族全員に同じように合うものではありません。話しながら考えたい人も、少し黙ってから候補を出したい人もいます。返事が短いことだけを理由に、楽しんでいない、協力していない、と決めつけないでね。
一緒に遊ぶ時間だからこそ、その人の番をその人へ残そう。
手札を隠すルールと、場について相談する仕組み。この二つを保ったまま、話す量を調整できます。
終わったら、人の採点より「次の一手」を一つ話そう
すべての通路を閉じられたら、全員で成功。
最後は牢屋からつながる道を追って、外へ抜ける開いた端が残っていないか見よう。
一か所を閉じた瞬間は、そこに目が集まりやすいよね。でも、反対側に開いた道が一本残っているかもしれません。全員で場を見るゲームなので、成功の確認も、全体を見て行います。
失敗した場合も、誰か一人に負けがつくルールではありません。国内発売元の説明では、山札が尽きたり、通路をつなげられない状態になったりすると、脱走を防げず全員の負けとして終了すると案内されています。
山札が尽きたときの手札や補充の扱いは、遊ぶ前に同梱説明書で揃えておこう。終盤になってから別々の解釈で進めると、今ので終わりか、もう一手あるのかで迷ってしまいます。説明書の終了部分を先に開き、最後の判断を同じ条件にしておくとよいでしょう。
そして、終わった後の一言。
ここも、選べるよ。
仮に道が机の端まで伸びてしまった一回なら、「次は中央の空いている方向も見てみよう」。分岐が増えて困った一回なら、「次は開いた端を数えてから置いてみよう」。場に起きたことを、次に試す一つの行動へつなぐ提案です。
「あの人が置いたから」と人を採点する話から始めると、次の遊び方より責任探しが中心になってしまいます。カードの組み合わせには、置くしかない分岐もある。まず場の形と手札の条件を振り返る方が、このゲームの次の判断に使えます。
負けたから必ずもう一回、にもしていません。
一回で終わりたい人がいれば、そこで片づけよう。もう一回遊ぶなら、同じ5本の面で再挑戦するか、慣れてから6本へ進むかを選べます。
片づけでは、道カード69枚とスタートカード1枚が揃っているかを確認し、説明書も箱へ戻します。最初に分けた一枚は、最後にも見失わないようにね。次に開けたとき、また机の中央から始められます。
日本語版を選び、遊ぶ人数と机の場所まで決めておこう
国内版は、すごろくやが制作・販売し、日本語と英語の説明書を備えた商品です。国内発売元の製品情報に記載されたJANコードは4571345801196。楽天市場にも、すごろくやの店舗によるゲーム本体の商品ページを確認しました。
検索結果では、商品名だけで決めず、内容を見よう。
「バンディド」の名前を使ったミニチュアのカプセルトイも並んでいたためです。今回遊ぶために探すのは、道カード69枚、スタートカード1枚、説明書入りのカードゲーム本体です。
わ、そこは間違えたくないね!
箱を眺める小物と、家族で道をつなぐゲームでは、買う目的が変わってしまいます。
新旧の箱の写真が違う場合もあります。国内発売元は、2024年7月ごろから新しいパッケージが流通し、カードのデザインや説明書には改訂がないと説明しています。見た目の違いだけで別の遊び方だと決めず、商品名、内容物、説明書の言語を照合してね。
一方、海外公式ページにある追加の紹介や別の商品を、国内版へそのまま当てはめることは避けます。今回の準備は、通常のバンディドを対象にしています。似た名前のゲームや別ルールの版を買うときは、その商品の説明を改めて見よう。
価格、送料、在庫、配送予定は、注文時の商品ページで確認してください。この記事では、一定の安さや到着日を約束していません。複数人で集まる日を決めているなら、到着予定と説明書を読む時間まで含めて準備します。
選ぶ条件は、人数が1〜4人に収まること、対象年齢の表示を確認すること、机の周りにカードを伸ばせる場所があること。そして、今日は同じ目標へ相談しながら挑みたいかどうか。
5人全員が同時に参加したいなら、1〜4人用の通常ルールへ無理に押し込むより、人数に合う別のゲームを探す方がよいでしょう。今日は個人の勝負を楽しみたいなら、別の遊びを選んでもいい。集まる人と、その日の気分に合わせてね。
このゲームを選んだら、最初はスタートカードの5本の面を中央へ。各自の手札は3枚。説明書を横に置いて、最年少の人から一枚を考えます。
中央から左へ、右へ、途中の分かれ道へ。目の前の通路を、一緒に追ってみよう。
あ、この二本はつなげられるかな? そんな候補が浮かんだら、カードを回して確かめる番だね。
すぐに答えが出なくても、まず一枚。道と壁が合う向きを探すところから、今日の相談を始められるよっ!
出典:国内版の仕様・内容物はすごろくやの製品情報、基本手順はHELVETIQの公式ルール、国内版のゲーム説明はすごろくや楽天市場店の商品説明で確認しました。