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「そろそろ年賀状をやめたいけれど、どう伝えたら失礼にならないだろう」と迷う人は多いのではないでしょうか。2027年用の年賀はがきは、2026年11月2日から郵便局などで売り出されます。Xでも10月下旬に入り、年賀状じまいの伝え方や文面についての投稿が見られるようになってきました(Xの投稿)。
この記事では、年賀状じまいがどれくらい広がっているかを確かめます。そのうえで、伝える時期と方法、そのまま手直しして使える文例、やめたあとに年賀状が届いたときの返し方まで、順番に整理しました。
マナーには地域や家庭によるちがいがあります。ここで紹介する文例は一例として、相手との関係に合わせて言葉を選んでください。
年賀状じまいはどれくらい広がっている?
まずは、年賀状をやめる人がどれくらいいるのかを数字で見ておきましょう。自分だけが特別なことをするわけではないとわかると、伝えるときの気持ちも少し軽くなります。
2027年用の年賀はがきは5.6億枚
日本郵便は2026年8月31日、2027年用の年賀はがきの発行概要を発表しました。最初に用意する枚数(当初発行枚数)は5.6億枚で、2026年用の7.5億枚に比べて約74.3%です。時事通信などの報道によると、前年を下回るのは16年連続になります。発行枚数が最も多かったのは2003年用の約44億6000万枚で、2027年用はその8分の1ほどです。
実際に届く年賀状も減っています。日本郵便の発表では、2026年の元日に全国で配達した年賀郵便物は3億6300万通でした。2025年の4億9100万通と比べると74.0%で、一人当たりにすると約3通です。地域別に見ると、東京が前年の80.0%、信越が67.5%と、減り方にも差がありました。
減った理由の1つとしてよく挙げられるのが、郵便料金の値上げです。2024年10月に通常はがきの料金が63円から85円に上がりました。東京商工リサーチは、会社で1000枚の年賀状を買うと、これまで6万3000円だったものが8万5000円かかると試算しています。Xでも10月23日に、郵便料金の値上げと印刷料金の高騰で写真付き年賀状の見積もりが1万円を超えたため、今年で年賀状じまいにしようかと考える投稿がありました(Xの投稿)。
一方で、日本郵便は2027年用のキャッチコピーを「今年も出しとこ、年賀状。」とし、発表の中で「年賀状じまいを考えている方も、今年も大切なあの人へ想いを伝えてみませんか」と呼びかけています。同じ発表では、「今やSNSによるやりとりもごく普通の光景となり、長く続いてきた年賀状を送る習慣も変わってきています」とし、はがきを買いに行く手間や作成の時間、はがき代や印刷代などの費用がかかることにも触れていました。そのうえで年末の忙しさに合わせて、販売の終わりを1月15日まで延ばし、元日に届けるための差し出しの目安を12月27日に遅らせました。年賀状を書き続ける人向けに「年賀状じまいしません」というデザインのスタンプやテンプレートを用意するとも発表しています。
こうした数字から見えるのは、年賀状がなくなるのではなく、「出す相手を選ぶ」「やめる」という人が増えているということです。年賀状じまいを考えるのは、いまではめずらしいことではありません。
個人も企業も「やめた」が多数派
個人の調査も見てみましょう。マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが2026年1月1日に全国の20〜79歳の男女2400人に聞いた調査では、2026年の年賀状を「送った・送る予定」の人は32%でした。過去も含めて「年賀状じまいをした」人は62%で、はがきの値上げが響いた2025年の結果と大きな変わりはなかったとしています。年代が上がるほど、送った人の割合は多くなっていました。同じ調査で、人間関係をリセットした方法を聞くと、70代では「はがきでの連絡をやめる」が多かったそうです。年賀状をやめることが、関係を終わらせる合図として使われる場合もあるとわかります。
企業でも同じ流れがあります。帝国データバンクが2025年12月に1205社に聞いたアンケートでは、すでに年賀状じまいをした企業が58.1%でした。前の年の調査の49.4%から8.7ポイント上がっています。2026年1月分の年賀状を送る企業は29.1%で、3割を下回りました。やめた時期の内訳は、2023年1月分以前が22.0%、2024年1月分からが15.4%、2025年1月分からが10.4%、2026年1月分からが10.3%です。理由としては、はがきの値上がりやコスト・事務作業の削減、ペーパーレスなどが挙がり、代わりにカレンダーやクリスマスカードを送る企業もあったとしています。
東京商工リサーチが2025年12月に6306社に聞いた調査では、2026年の年賀状を出さない企業が64.0%でした。出さない理由で最も多かったのは「必要性を感じないから」の52.3%で、「業務量が増えるから」35.7%、「ペーパーレスを推進しているから」35.3%と続きます。一方で「年賀メールを出すから」は9.5%にとどまり、年賀状の代わりの手段を必ず用意しているわけではないようです。
ただし、出し続ける人の気持ちも数字に表れています。同じ調査で年賀状を出す企業に理由を聞くと、「関係性の維持」が73.4%、「相手先への敬意」が62.8%でした。また、出す企業のうち、2026年を最後の年賀状と「しない」と答えたのは56.8%で、「最後とする」の6.9%を大きく上回っています。
つまり、やめる人が多数派になりつつある一方で、年賀状を大切なつながりと考える人も確かにいます。だからこそ、やめるときには相手の気持ちに配慮した伝え方が大切になるのです。
いつ、どうやって伝える?
年賀状じまいを伝える方法はいくつかあり、それぞれに合う時期があります。2027年用の年賀状の日程とあわせて確認しましょう。
伝える方法とそれぞれの時期
それぞれの特徴を整理します。
1つ目は、最後の年賀状に一言添える方法です。いつもどおり年賀状を出し、その中で「今年をもって年賀状を控えます」と伝えます。相手に新年のあいさつをきちんと届けたうえでお知らせできる方法です。2027年用の年賀状は、12月20日(日)から受け付けが始まり、12月27日(日)までに出せば元日に届けると日本郵便が案内しています。去年までは受付開始が12月15日、差し出しの目安が12月25日だったので、少し遅くなりました。三が日の配達は元日と1月3日(日)です。なお、12月19日(土)以前に出した年賀状は、年賀状としてではなく通常の郵便として年内に届いてしまうので注意しましょう。
2つ目は、年内に専用の挨拶状を出す方法です。相手が年賀状を準備する前に知らせることができるので、相手に手間をかけさせずにすみます。その分、年賀状とは別に、はがきや手紙を用意する必要があります。相手の準備が始まる前に届くよう、11月から12月の初めごろまでに出すとよいでしょう。親しい相手なら、LINEやメールで先に伝えておく方法もあります。まだ多くの人が年賀状を出している相手や、仕事関係の人には、はがきで知らせるほうが丁寧に伝わります。
3つ目は、年が明けてから寒中見舞いで伝える方法です。自分は年賀状を出さず、届いた年賀状へのお礼をかねて知らせます。年末に準備が間に合わなかった人や、届いた人にだけ伝えたい人に向いています。寒中見舞いは、松の内が明けてから立春(2月4日ごろ)の前までに出すのが一般的です。松の内を1月7日までとする地域が多い一方、関西などでは1月15日までとするところもあるので、迷ったら1月16日以降に出すと確実でしょう。最初から出さない相手には何も知らせないことになるので、ふだんから連絡を取り合っている人には、別の手段で一言伝えておくと安心です。
Xでは10月24日に、年賀状じまいのシールが売られているのを初めて見たという投稿もありました(Xの投稿)。年賀状や寒中はがきに貼って出すものだそうです。文面を手で書くのが負担な人は、こうした商品を使う方法もあります。
どの方法でも共通するのは、これまでのお礼と、これからもお付き合いを続けたい気持ちを一緒に伝えることです。
寒中見舞いは松の内が明けてから
寒中見舞いで伝える場合は、出す時期に気をつけましょう。郵便局のネットショップのコラムによると、寒中見舞いは「松の内が明ける日から立春まで」に届くように出すのが一般的です。
松の内の期間は地域によってちがい、関東では1月7日まで、関西などでは15日までとする地域が多く、10日までとする地域もあるそうです。コラムでは、届く日の目安を関東は1月8日から、関西などは1月16日からとし、前日の1月7日または1月15日に投函するとよいと案内しています。
立春は年によって変わります。国立天文台の暦要項では、2027年の立春は2月4日です。立春を過ぎてから出す場合は「余寒見舞い」となり、一般的には2月末までとされています。寒い地域では3月中旬までとする場合もあるそうです。コラムによると、寒中見舞いは明治時代の末期から盛んになったと考えられ、雪深い地域でとくに活発だったとされています(諸説あり)。もとは冬の寒い時期に相手を気遣う挨拶状でしたが、いまでは喪中のときや、年賀状を送りそびれたときに出されることも多くなっているそうです。
寒中見舞いには年賀はがきを使わないのがマナーとされています。通常はがきや私製はがきを使い、スイセンや椿、梅、雪だるまなど冬らしい絵柄を選ぶ人が多いようです。自分か相手が喪中の場合は、落ち着いた色合いのシンプルなデザインがふさわしいとされています。書き出しは「寒中お見舞い申し上げます」が基本で、「謹賀新年」「おめでとう」などのお祝いの言葉は使いません。季節のあいさつ状では句読点を使わないことが多いとも書かれていますが、書きやすさに合わせて判断してよいとされています。
また、コラムでは、目上の人や仕事関係の人にははがきで送る人が多いとしたうえで、気持ちが伝わる便りであれば、LINEやメールを使っても問題ないとしています。友人や家族には、メッセージで伝えるのも1つの方法です。
日本郵便では、寒中見舞いはがきの印刷サービスを2026年11月2日から2027年1月15日まで受け付けると発表しています。枚数が多い人は、こうしたサービスを使うと準備が楽になります。特にお世話になった人には、はがきに品物を添えて寒中見舞いとして贈ることもでき、コラムのアンケートでは3000円前後の品物が選ばれる傾向があったそうです。
文例はどう書けばいい?
ここからは、実際の文例です。相手や伝える方法に合わせて、言葉を入れ替えて使ってください。基本の組み立ては、どの文例も同じです。
最後の年賀状に添える文例
年賀状じまいの文面は、「新年のあいさつ」「これまでのお礼」「年賀状を控えるお知らせ」「これからのお願い」の順に組み立てると、まとまりやすくなります。特定の人だけでなく、皆さんにお知らせしていることを書き添えると、「自分だけ切られた」と受け取られにくくなります。
【目上の人や親戚に】
謹んで新春のお慶びを申し上げます
旧年中はひとかたならぬお世話になり 心より御礼申し上げます
さて 誠に勝手ながら 本年をもちまして年始のごあいさつ状を控えさせていただくことにいたしました
どなた様にも同じようにお知らせしております
これまでのご厚情に深く感謝いたしますとともに 今後とも変わらぬお付き合いをお願い申し上げます
令和九年 元旦
【友人や同僚に】
あけましておめでとうございます
去年もいろいろとありがとう
いろいろ考えて 紙の年賀状は今年で最後にすることにしました
これからはLINEで近況を送り合えたらうれしいです
今年もよろしくお願いします
【年齢や体調を理由にするとき】
謹んで新年のお慶びを申し上げます
長年にわたり温かいお便りをいただき 本当にありがとうございました
年齢を重ね 毎年の準備が難しくなってまいりましたので 本年をもちまして年賀状を最後とさせていただきます
これからはお電話などで お声を聞かせていただければうれしく存じます
理由は、無理に書かなくてもかまいません。書く場合は、「年齢を重ねて」「生活の変化に合わせて」など、相手を責めない言葉を選びましょう。
もう1つ大切なのが、これからの連絡手段です。「今後はメールで」と書いても、相手が自分のアドレスを知らなければ連絡できません。Xでも10月23日に、年賀状じまいの「今後はメールで」は相手があなたのアドレスを知っているか、と問いかける投稿がありました(Xの投稿)。連絡先を書き添えるか、すでにつながっている手段を書くと親切です。
受け取る側の受け止め方もさまざまです。Xでは10月26日に、年賀状じまいは冷たい人がすることだと思っていたが、「今年で年賀状は最後にします。これからはたまに電話させてください」という一枚が届いて、その考えがひっくり返ったという投稿がありました(Xの投稿)。これからのつながり方を一言添えるだけで、印象は大きく変わります。
寒中見舞いとメッセージの文例
年賀状を出さずに、届いた年賀状への返事として伝える場合は、寒中見舞いを使うとよいでしょう。郵便局のネットショップのコラムでは、寒中見舞いの文章を「季節のあいさつ」「相手の健康を気遣う言葉」「近況の報告」「結びのあいさつ」「日付」の順で組み立てるとしています。年賀状の返事が遅れた場合は、お詫びの言葉を加えるとよいそうです。この形に、年賀状を控えるお知らせを加えます。
【寒中見舞いで伝える】
寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧な年賀状をいただき ありがとうございました
新年のごあいさつが遅くなり 失礼いたしました
実は昨年より どなた様にも年始のごあいさつ状を控えさせていただいております
お知らせが行き届かず 申し訳ございません
寒さが続きますが どうぞお体を大切にお過ごしください
令和九年一月
ここでは「謹賀新年」「あけましておめでとう」などのお祝いの言葉は入れません。コラムでは、「重ね重ね」「たびたび」のような重ね言葉も、とくに喪中の人に送るときは避けると無難だとしています。
【LINEやメールで伝える】
あけましておめでとう
年賀状ありがとう とてもうれしかったです
実は今年から 年賀状はお休みすることにしたんだ
返事がこちらになってしまってごめんね
これからもLINEで近況を教えてね
メッセージで伝えるときは、一斉送信ではなく、相手の名前を入れたり、届いた年賀状の写真や近況に触れたりすると、個別の返事だと伝わります。目上の人や仕事関係の人には、はがきで送るほうが無難でしょう。
なお、年内に専用の挨拶状を出す場合は、最初の「謹んで新春の」の部分を「師走の候」などに変え、「来年より年始のごあいさつ状を控えさせていただきます」と書き換えれば使えます。
【年内に挨拶状で伝える】
師走の候 皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます
長年にわたり年始のごあいさつをいただき 心より御礼申し上げます
さて 誠に勝手ながら 来年より年賀状によるごあいさつを控えさせていただくことにいたしました
どなた様にも同じようにお願いしております
今後とも変わらぬお付き合いのほど よろしくお願い申し上げます
日本郵便の「はがきデザインキット」のスマートフォンアプリ版では、作ったデザインをLINEで送ったり、画像をSNSでシェアしたりすることもできます。紙の年賀状をやめたあと、デジタルであいさつを続けたい人は、こうした方法を選ぶのもよいでしょう。
やめたあとに困ることは?
年賀状じまいを伝えても、すべてがすっきり終わるとは限りません。やめたあとによくある悩みと、その対応を見ておきましょう。
年賀状が届いたときの返し方
年賀状じまいを伝えても、翌年に年賀状が届くことはあります。相手が忘れていたり、それでも送りたいと思ってくれたりしているのかもしれません。そんなときは、まず届いたことへのお礼を伝えましょう。
返すときは、先ほどの寒中見舞いの文例を使うと便利です。「ご丁寧な年賀状をいただき ありがとうございました」とお礼を伝え、「年始のごあいさつ状を控えさせていただいております」と、もう一度やわらかくお知らせします。郵便局のネットショップのコラムでも、年賀状を送りそびれたときや、もらった年賀状の返礼が遅れたときに寒中見舞いを出すことが多くなっていると説明しています。時期は、松の内が明けてから2027年は2月4日の立春までが目安です。立春を過ぎてしまった場合は「余寒見舞い」として出しましょう。コラムで紹介されている返礼が遅れたときの文例には、「新年のごあいさつをいただきながら ご挨拶もせず失礼申し上げました」という一文があります。年賀状じまいのお知らせと一緒に使うと、ていねいな印象になります。
気をつけたいのは、一部の人にだけ年賀状を返し続けることです。「あの人には返しているのに、自分には来ない」と思われると、かえって気まずくなることがあります。やめると決めたら、なるべく同じ対応をそろえるとよいでしょう。
喪中の年と重なった場合も考えておきましょう。自分が喪中で年賀状を出さなかったときは、寒中見舞いで喪中だったことを伝えます。コラムでは「昨年●●月に父が永眠いたしましたので、年頭のご挨拶を控えさせていただきました」という文例が紹介されています。喪中のお知らせと年賀状じまいを同時に伝えるかどうかは、相手との関係を考えて決めましょう。
また、年賀状じまいをしたあとに「やっぱり出したい」と思ったら、また出してもかまいません。帝国データバンクの調査でも、一度送るのをやめたあと、2026年1月分から再開する企業が0.1%ありました。年賀状じまいは、ずっと守らなければならない約束ではありません。
反対に、相手から年賀状じまいのお知らせが届くこともあります。Xでは10月24日に、相手から年賀状じまいのお知らせをいただいたり、負担に感じているかなと察したりしたときは、潔く受け止めたいという投稿がありました(Xの投稿)。お知らせが届いたら、無理に年賀状を送り続けず、「これまでありがとうございました」と別の手段で返すのも1つの方法です。
全部やめずに減らす選択肢
年賀状じまいは「全部やめる」か「全部続ける」かの二択ではありません。出す相手を減らす、という選び方もあります。
Xでは10月24日に、喪中だったのを機に、年賀状じまいではなく少し整理することにしたという投稿がありました(Xの投稿)。年賀状だけのお付き合いならやめてもいいという考え方もあるけれど、年賀状だからこそあいさつできる人もいるので、そうした人とのご縁は大切にしたい、という内容です。
減らす場合は、まず誰に出すかを決めます。たとえば、毎年手書きの一言を添えてくれる人、遠くに住んでいてほかに連絡手段がない人、恩師や親戚など、年に一度のあいさつを楽しみにしてくれていそうな人を残すという考え方があります。反対に、LINEなどでふだんから連絡を取り合っている人には、メッセージでのあいさつに切り替えてもよいでしょう。
費用の面では、1枚85円のはがきを100枚出すと、はがき代だけで8500円です。30枚に減らせば2550円になります。日本郵便は、一言添えるだけで出せる「お手軽年賀はがき」や、窓口やインターネットで申し込める年賀状印刷サービスも用意しています。続ける相手が少なければ、こうしたサービスを使うのも1つの方法です。お手軽年賀はがきは、人気キャラクターや干支の絵柄とあいさつ文があらかじめ印刷されたもので、2027年用はディズニーの絵柄を増やすとしています。郵便局のプリントサービスは、Webから申し込むと印刷料金が最大30%割引になり、申し込みは2027年1月15日の18時までです。
東京商工リサーチの調査で、年賀状を出す企業の73.4%が「関係性の維持」を理由に挙げていたように、年賀状は年に一度、相手に存在を思い出してもらう手段にもなっています。やめるか続けるかを決める前に、それぞれの相手と、これからどうつながっていたいかを考えてみると、自分に合った形が見えてきます。クロス・マーケティングの2026年の調査でも、人とのつきあい方について「つきあう人は増やさずに、今の相手を大切にしていきたい」と答えた人が49%で最も多くなっていました。年賀状の整理は、そうした考え方を形にする方法の1つともいえるでしょう。
まとめ:年賀状じまいの伝え方で押さえたい5つのポイント
2027年用の年賀はがきの日程や調査結果をもとに、年賀状じまいの伝え方を見てきました。ポイントを振り返ります。
- 2027年用の年賀はがきの当初発行枚数は5.6億枚で前年の約74.3%、個人の調査では62%が年賀状じまいをしたと答えている
- 伝え方は「最後の年賀状に一言」「年内に挨拶状」「年明けの寒中見舞い」の3つで、最後の年賀状は12月27日までに出せば元日に届く
- 寒中見舞いは松の内が明けてから2027年は2月4日の立春までに、年賀はがきを使わずに出す
- 文面は「お礼」「控えるお知らせ」「どなた様にも」「これからの連絡先」を入れると、縁を切る意味に受け取られにくい
- やめたあとに届いた年賀状には寒中見舞いで返し、全部やめずに出す相手を減らす選び方もある